今、来年の事業プランについて、いろいろ考えています。その中で、今年の傾向を見て、来年ますます需要が高まるであろうビジネスモデルが、中国建材・家具、什器関連などの商用物件の商材調達の案件であると思います。
中国建材の仕入れ事業を、2003年くらいから始めていましたが、当時の建材のレベルが低く、お客様からは、「日本の建材と比べたら、中国建材は・・」と、かなり疑問の声をよく聞きました。
しかし、この5年間で、中国の建材のレベルは、非常に進歩したといえると思います。日本人的な細かい心遣いが、商品に感じられないとおっしゃる方も居ますが、世界基準的に考えれば、十分なレベルに達しているとおもいます。
特に、建築コストが、経営自体を左右する商用物件では、不景気になればなるほど、建築コストが意識されるようになって来ました。
実は、不思議な傾向だなぁ・・と思うことが、金融危機が起こり、景気の後退が激しい時代になってから、中国で商用物件の建材、家具、また、それに付随する既製品、また、特注品などの発注が増えています。
その答えは、今までは、多少コストがかかっても、日本国内で商材調達をしたほうが、安全である・・また、間違いがないという意識が働いていたと思うのですが、究極に厳しい状況に入ってから、究極のコスト削減に努めなければならないということに建築業界も考え方が変わってきたということでしょう。もはや、死活問題だということです。
昨日は、京都でレストラン建築をする某企業の専務と話をしてそんなことを思いました。
その方いわく、日本で建材調達するより、既製品で帰るものは、中国の建材市場で直接買い付けて、残りの家具類、建具、什器関連の特注品を弊社の関連木工家具工場に特注(図面からの製作)発注して、建築資材調達をした場合は、当初の予算の20%~30%で買うことができたと話していました。
「物流費などを加算しても、総予算の40%程度、 60%は、予算が浮いたことになりました。」と話していました。
結局は、商材調達は、源流にまで、さかのぼって、直接買い付けたほうが安いのは決まっています。
特に、特注で作る建築資材の多い商用物件の場合は、中国に直接発注をして、作ったほうがかなり格安になります。
また、商用物件が、中国に直接発注をした場合は、なぜ、それがいいのか?一般的な住宅の場合は、「10年保障」という施工主の建築の長期責任が発生します。
店舗の場合は、通常、10年間まったく内装をやり直さないということは、ほとんどありません。早くて3年、通常5年で内装をやり直さなければ、その店舗での売り上げが落ちるといわれています。
通常、店舗が古くなれば、飲食店の場合は、年間10%程度づつ、売り上げが低下するとも言われています。
商用物件の場合は、内装、そしてデザインが新しいといいことが売り上げに反映するので、直接な利害に関係します。
しかし、商用物件のつぼ単価の内装コストが高すぎることで、リニューアルをするのをあきらめていた企業も、コスト削減が、仕入れベースで、半値以下にできる仕組みがあれば、現実的にリニューアルするというビジネスプランが、考えやすくなります。
私たちの店舗リニューアル、店舗の新築案件の建築資材調達サポートのビジネスモデルは、いたって簡単です。
上海の建築資材市場、問屋街で、既製品で買える商品は、値切りに値切って買い付けて、中国で既製品で売っていない什器、建具、家具などの商材は、弊社の関連工場(日本管理・経営)で、作ってしまえば、ほとんど店舗に必要な商材は、中国でそろえることができます。
実際に、今まで、相当な件数の商用物件の建築資材調達のサポートをしてきましたので、そのノウハウは完全にあります。
私の考えは、「中国で既製品で買えるものは、問屋で値切って買い付ける。既製品で買えないものは、自分たちが行っている工場で作ってしまう。」
それじゃあ、一通りの商品がそろうでしょ。 というのが考えです。
今、上海で入手できる建材、家具、装飾品の種類は、日本よりはるかに多い種類の商材があります。建築着工件数の違いが、その差を生んでしまったのだと思います。
それで居て、中国と日本は、コンテナ輸送をしても、距離が近い分、それほど時間もコストもかかりません。ヨーロッパや、アメリカに比べて、早くて、安い。そう考えても、何でもそろう、上海での店舗什器、家具、建材の仕入れが一番有利だということだと思います。
■中国建材、家具の仕入れサポート
http://www.kenzai-kagu.com